なんかねー、最近よく地元の中学時代の友達とばっかり遊んでるんだけど
ホント楽しくてね、
高校でだいぶ静かにしてるぶん、地元の友達との間ではかなりはっちゃけてるんですよね。

で、地元の友達Ａちゃんとの、この間の会話なんですけど
もす「うちこの間本屋行って、本買って、店から出たときさあ、目の前に原始人おったんやけど。」
「ええー！！原始人？ナニソレ？詳しく教えて」
「うん、なんかねー、もうやばかってん。何がやばいって、あの、原始人が着てる茶色い毛皮あるやろ？あれ着てて、はだしで、ヒゲと髪がボーボーで、肌ところどころ黒く汚れてたわけ。」
「え？それコスプレとか？？」
「えーっ！絶対ちゃうやろ！だってあれ、もう本物やったもん！もしコスプレやとしたら、あれはコスプレの神様やで！なりきってるもん！！」
「ほんでアンタどないしたん？」
「んでうち店出た瞬間、目合ってもうてさあ！『うわ、絶対何かされる！』と思ったんよ。でも露骨に逃げたりしたら、余計何かされるやろ？だから、めっちゃ自然な感じで『ん？原始人？それが何か？』みたいな態度で横通りすぎた。」
「んで原始人はどうしたん？」
「んで、うちが横通り過ぎたあとに振り向いて見たら、なんとその原始人、当たり前の如く本屋に入っていったんよ！！」
「原始人お金持ってんの？」
「いやいや、何ももってなかったで。服にポケットとかもついてへんだし、多分本屋を「お金の要らない場所」として見てたんちゃう？」
「でももしお金もってて、ファッションの本とか髪型の本買ってたら爆笑よな。」
「絶対それ笑えるな。てかさあ、あまりにも現代社会に適応しきれてへん格好やったから、100円くらいあげたろかいなおもったわ。」
「店員もびっくりやな」
「ほんまによ」
「てかさあ、あそこの本屋なんかいろいろ、やばいらしいで」
「え？何が？」
「この間警察来て、取調べみたいなの受けてたで」
「え？まじで？？」
「うん、なんか隠蔽しとんちゃう？」
「えーっ、うち、あの本屋だけは信用しとったのにー！」
「なんでよ？」
「田舎の本屋で唯一ＡＫＩＲＡ置いてあるから。」
「ＡＫＩＲＡ？なにそれ？」
「知らんの？」
「しらんな。」
「あー、そう。まぁなんでもいいけどさあ、



うん、なんか女子高生の話じゃないよね。